ゲームルール詳細解説

目次

ゲーム概要

CryptoHunter Battle は、ハンター同士が戦うゲームです。
1Playerは1体はのハンター、または2~3体のハンターで構成されたチームが、敵のハンターまたはチームを倒します。
ハンターの行動はボード上のチップで再現され、移動したり・攻撃したり・道具を使用したり戦います。

2Playerの対戦(2人プレイ)、4Playerの対戦(対面2Player同士が見方で2vs2)、2~4Playerの混戦などが可能です。

ゲームに使うもの

  • ハンターカード:1~3体
    • チップ:1~3体(ハンターカードと数一致)
    • カジュアルプレイ(共通デッキ方式)はランダムで選んで構いません
    • 正式対戦(独自デッキ方式)にはハンター選択ルールがあります、
      詳細は【正式バトル(独自デッキ方式)】をご覧ください
  • 山札:100枚(共通デッキ方式)
    • 山札からカードを取って手札を構成します
    • 正式対戦(独自デッキ方式)の場合は40枚/1player
      詳細は【正式バトル(独自デッキ方式)】をご覧ください
  • ボード一枚
カジュアルプレイ / 正式バトル

CryptoHunterは、【カジュアルプレイ】と【正式バトル】2つのプレイ方法があります。

カジュアルプレイ
  • 共通デッキ方式:すべての Player は同じ山札からカードを取って手札を構成。
  • Player 各自がお互いが納得する任意のルールで Hunter を選び、同じ山札からカードを取ってゲームを進みます。
正式バトル
  • 独自デッキ方式:各プレイヤーは40枚から構成されたデッキを用意して使用します。
  • ハンターの選定にはルールが存在します:対戦するPlayerは合計星数16または20でハンターのパーティを組むこと。

【カジュアルプレイ】と【正式バトル】では準備段階のする事や一部細かいルールが異なりますが、基本的なゲームの流れは変わりません。このページではまず【カジュアルプレイ】のルールについて説明し、その上で【正式バトル】の異なる部分について説明します。

勝利条件

ハンターの耐久値を0になったら倒れます。
敵のハンターを攻撃し、すべて倒したら勝利になります

カードの解説

ハンターカード

ゲームでの主役となるカードです。4点のステータス(防御,攻撃,移動,射程)及び2点の特殊スキルがあります。
各ステータスに関しては下記画像を参照ください。

アクションカード

Hunterが行動するときに消費するエネルギーで、ゲームの流れの基盤となっています。攻撃する際に消費される【攻】(アタック)、攻撃されるときに防御に消費される【守】(ディフェンス)、移動する際に消費される【移】(ムーブ)、回復に使用される【補】(ヒール) 4種類のみ存在します。山札から取って手札に入れます。

攻撃と防御

【攻】は攻撃の際に消費するカードで、攻撃された際に【守】で防御します。
【攻】1枚付きダメージは1点で、【守】1枚で1点ダメージを打ち消すことが可能です。
【攻】3枚:3ダメージの攻撃に対し、【守】1枚で防御した場合、1ダメージ分を打ち消して2ダメージを受けます。

ハンターの攻撃ステータスの★数は出せる攻撃力の上限値で、例えば攻撃ステータスは★★★の場合、

  • 【攻】3枚で攻撃、ダメージ3を与える
  • 【攻】2枚で攻撃、ダメージ2を与える
  • 【攻】1枚で攻撃、ダメージ1を与える

この様に、手札の【攻】の数が足りなくても、ステータス★数より少ない【攻】でも弱い攻撃を打ち出すことが可能です

尚、【守】は手札のある分出せるので上限はありません。

また、通常の攻撃や防御以外に、ハンターにはスキルがあります。この場合:

  • 【攻】+【移】で攻撃スキル:2ダメージ+特殊効果(#002 上のスキル)
  • 【守】+【移】で防御スキル:ダメージ打ち消し+特殊効果(#002 下のスキル)

スキルタイトルの横にに消費するアクションカードのタイプと枚数が記載されています。

移動と射程

ハンターはボード上で移動できます。移動するのに【移】を消費します。
1枚の【移】は、上下左右1ブロック移動できます。

ハンターの移動ステータスの★数は移動できるブロック数の上限値で、例えば移動ステータスは★★★の場合(#016)、

  • 【移】3枚で3ブロック移動
  • 【移】2枚で2ブロック移動
  • 【移】1枚で1ブロック移動

この様に、手札の【移】の数が足りなくても、ステータス★数より少ない【移】でも短い距離を移動できます。

また、ハンターのスキルによっては

  • 移動する為のスキル(#065 下のスキル)
  • 移動を伴う攻撃スキル(#002 上のスキル)

が存在し、スキル発動には【移】または【移】と他のアクションカードをセットで使用する場合があります。

スキルタイトルの横にに消費するアクションカードのタイプと枚数が記載されています。

移動と射程では距離の計算の仕方が異なります!

耐久と治療

耐久値はハンターのHPであり、耐久値の★数分のダメージを受けると倒されて戦闘不能になります。この場合(#028)、3ダメージを受けると倒されます。

耐久値のカウント方法:全てカード裏面に4つのマークがあるので、使ってないハンターを裏返す事でハンターの耐久値を標記できます。

【補】を使用すると耐久値を回復させる事が出来ます。
尚、耐久値元々の★数を超える事はありません(回復でHP上限は増えない)。

アイテムカード

Hunterが使用する装備や道具のカードであり、アクションカードと同様、山札から取って手札に入れます。装備型消費型2種類に分けられ、装備型とはハンターカードの側に置いてハンターを強化する武器や武具などであり、消費型とはハンターまたはプレイヤーが使用し効果を発揮し使い切りになります。

装備型

ハンターカードの側に置いてハンターを強化します(攻撃・移動能力の強化等)。

消費型

消費して何かの効果(攻撃・移動・トラップ等)を発揮します。

ターンとフェイズの流れ

色んなカードを紹介しましたが、攻撃の時に【攻】を使用する事も、移動の時に【移】を使用する事も、回復する時に【補】を使用するときも、攻撃された時に【守】を使用する事も、【装備型アイテム】をハンターに付ける事も、【消耗型アイテム】を使用する事も、タイミングがあります。

そのタイミングというのはフェイズです。
CryptoHunter Battle はターン制でゲームを進めており、フェイズとはプレイヤーがそのターンに行う手順を明確に区切ったものとなります。

この様に、プレイターのターンを区切ると、下記の様になります。

自分
1. カードを引く待機
2. 調整段階待機
3. 移動段階待機
4. 作戦行為5. 防御行為
待機1. カードを引く
待機2. 調整段階
待機3. 移動段階
5. 防御行為4. 作戦行為
1. カードを引く待機
繰り返し繰り返し

ゲーム開始・ターン開始時

やる事:カードを引く

ゲーム開始時に、各自山札から指定枚数を引いて手札とします。手札は手に持って相手には見せません。
また、毎回ターン開始時に決められた枚数を山札から補填します。手札には上限が決められています。

ゲーム開始時引く枚数・ターン開始時補填枚数・手札の上限枚数は、使用するハンターの個体数によって異なります
公式見解は下記になりますが、ゲームリズム調整で各自に枚数の微調整しても構いません
* ここでの枚数と商品説明書での枚数が異なる場合があります。

ハンター数1体2体以上
ゲーム開始時引く枚数68
手札上限枚数68
ターン開始時補填する枚数23

また、ターン開始時、カードを補填する前に、手札から不要なカードを捨てることが可能です。
例えば:ハンター1体で上限枚数6枚を前提に、手札5枚でターン開始を迎えた時

  • 1枚だけ引いて、上限6枚になる
  • 1枚捨てて、2枚引いて、上限6枚になる

何れでも構いません。

調整行為

やる事:装備と治療

調整行為段階では、以下の事を行う事が出来ます。
以下に該当する事を複数同時に行う事はOKです!

  • 耐久値が満タンじゃないハンターに対し【補】を消費して治療する。
  • 手札にある【アイテムカード・装備型】をハンターに付ける。
  • ハンターに既につけてある【アイテムカード・装備型】を他のハンターに付け替える。
  • ハンターの【調整行為に該当するスキル】を発動
  • 手札にある【アイテムカード・消耗型】で調整行為効果に該当するものを使用する。
【アイテムカード・装備型】を装着したハンター
調整行為に該当するスキル(上)
調整行為時に使用できる
【アイテムカード・消耗型】

移動行為

やる事:ハンターが移動する

移動行為段階では、以下の事を行う事が出来ます。
以下に該当する事の何れか1ハンター付き1回に行う事しかできません!
(1ハンターは1フェーズに移動行為1回しかできない)

  • 【移】を消費して移動する
  • ハンターの【移動行為に該当するスキル】を発動
  • 手札にある【アイテムカード・消耗型】で移動行為効果に該当するものを使用
移動行為に該当するスキル(下)
ハンター自身が移動する効果
移動行為に該当するスキル(下)
チームに作用する効果
移動行為時に使用できる
【アイテムカード・消耗型】
移動行為に該当するスキル(上)
移動行為でありながら攻撃効果

「1ハンターは1フェーズに移動行為1回しかできない」とはどういう事?

1体のハンターは移動行為1フェーズで2回以上の移動行為が出来ない。

例えば、単純に2回移動することは勿論、上記のアイテムカード【転送魔法】を例にすると、1体のハンターが【移】で移動した後にフェーズ内で【転送魔法】の使用対象にならないし、【転送魔法】で移動されたハンターはフェーズ内で【移】で移動できない。

しかしあくまで1体の話であり、複数のハンターの場合、下記何れかが可能です。

  • ハンター1が【移】で移動、ハンター2が【転送魔法】で移動
  • ハンター1が【転送魔法】で移動、ハンター2が【移】で移動
  • ハンター1も2も【移】で移動(手札に【移】の枚数が足りれば)
  • ハンター1も2も【転送魔法】で移動(手札に【転送魔法】が2枚以上あれば)

勿論、移動行為に該当するスキルも同様の扱いです

作戦行為

やる事:ハンターが敵対ハンターを攻撃する

作戦行為段階では、以下の事を行う事が出来ます。
以下に該当する事の何れか1ハンター付き1回に行う事しかできません!
(1ハンターは1フェーズに作戦行為1回しかできない)

  • 【攻】を消費して攻撃する
  • ハンターの【作戦行為に該当するスキル】を発動
  • 手札にある【アイテムカード・消耗型】で作戦行為効果に該当するものを使用
作戦行為に該当するスキル(上)
ダメージだけではなく
特殊効果も付随する場合が多い
作戦行為に該当するスキル(上)
複数の敵にダメージを
与えるタイプのスキルもある
作戦行為に該当するスキル(上)
ダメージ与える以外にも
作戦行為に該当するものがある
作戦行為時に使用できる
【アイテムカード・消耗型】

「1ハンターは1フェーズに作戦行為1回しかできない」とはどういう事?

1体のハンターは移動行為1フェーズで2回以上の作戦行為が出来ない。

例えば、単純に2回攻撃することは勿論、上記のアイテムカード【投げる爆弾】を例にすると、1体のハンターが【攻】で移動した後にフェーズ内で【投げる爆弾】を使ってはいけないし、【投げる爆弾】を使用したハンターはフェーズ内で【攻】で攻撃できない。

しかしあくまで1体の話であり、複数のハンターの場合、下記何れかが可能です。

  • ハンター1が【攻】で敵を攻撃、ハンター2が【投げる爆弾】を敵に使用
  • ハンター1が【投げる爆弾】を敵に使用、ハンター2が【攻】で敵を攻撃
  • ハンター1も2も【攻】で敵を攻撃(手札に【攻】の枚数が足りれば)
  • ハンター1も2【投げる爆弾】を敵に使用(手札に【投げる爆弾】が2枚以上あれば)

勿論、作戦行為に該当するスキルも同様の扱いです

攻撃スキルのダメージも射程もステータス関係なく独自判定

ハンターのスキルにダメージと射程距離が記載されています。
スキルのダメージと射程はハンター自身のステータス(攻撃・移動・射程)と関係なく、発動できれば記載のままのダメージと射程になります(ハンターのステータスでの攻撃・移動・射程はあくまで通常攻撃・通常移動の数値です)

通常射程は1で近接戦闘型だが、スキルを使用すると射程距離2までの敵に対し攻撃が届く
通常射程は1で攻撃は2だが、スキルを使用する場合は射程が2でダメージは3となる
通常射程は1だが、移動を伴うスキルで射程距離2までの敵へ接近と同時にダメージ与える

複数ハンターの場合:移動行為全部終わってから作戦行為

移動行為→作戦行為のフェーズとして、複数のハンターを使用している場合、すべてのハンターが移動終わってから作戦に入ります。1体のハンターが作戦行為してから別のハンターが移動するのはNGです。

  • ハンター1移動 → ハンター2移動 →ハンター1作戦 → ハンター2作戦
  • ハンター1移動 → ハンター2移動 →ハンター2作戦 → ハンター1作戦
  • ハンター1移動 → ハンター1作戦 →ハンター2移動 → ハンター2作戦

防御行為

やる事:敵対ハンターからの攻撃を防御する

防御行為は、対戦相手のターンの作戦行為でこちらが攻撃を受けた時の対応です。
攻撃を受けた際は、以下の事を行う事が出来ます。
以下に該当する事の何れか1ハンター付き1回に行う事しかできません!
(1ハンターは1回攻撃を受けた際に1回防御行為を行います)

  • 【守】を消費して受けるダメージを打ち消す
  • ハンターの【防御行為に該当するスキル】を発動
  • 手札にある【アイテムカード・消耗型】で防御行為効果に該当するものを使用
防御行為に該当するスキル(下)
特殊効果(消失+移動)も付随
移動行為に該当するスキル(上)
チームに作用する効果
防御行為時に使用できる
【アイテムカード・消耗型】
作戦行為にも移動行為にも該当するスキル(上)

ボード上の特殊効果について

ボードの真ん中には【宝箱】、各自の開始場所には【旗】があります

宝箱の効果

自身のハンターが【宝箱】のマス位置を占拠すると:

カジュアルプレイ

毎回ターン開始時ドロー枚数が1枚増える

正式対戦

毎回ターン開始時ドロー枚数が1枚増えるか、または捨て札をシャッフルし一枚を山札の一番下へ回収する

旗の効果

自身のハンターが敵の【旗】のマス位置を占拠すると:

カジュアルプレイ

敵の毎回ターン開始時ドロー枚数が1枚減る

正式対戦

敵の毎回ターン開始時ドロー枚数が1枚減る

正式バトル(独自デッキ)

Playerは共通の山札からカードを引くのではなく、自身で40枚デッキを用意し使用する。

細かいルール変更

デッキ切れについて

デッキが切れたらその時点でハンターの行動は出来なくなる。
カジュアルプレイの様にシャッフルして引き直すことはない。
勿論勝利条件は敵ハンターの殲滅なので、デッキが切れた時点で負けではないが、行動できない故に敵に一方的に攻撃され負けてしまう事になり得る。

ドロー前の捨て札について

ドローすると手札が上限を超えるのでドローする前に手札を捨てる場合がある。
この場合、捨てるカードは消費されたわけではない為、捨て札ではなく、山札に戻す。その後山札をよく切る。

攻撃ボーナス

敵に有効なダメージを与えた場合、捨て札をシャッフルし、与えたダメージ分の枚数のカードを引いて、山札の一番下に戻す。

試合の種類とハンターの選定

星16試合】と【星20試合】が存在します。

  • 星16試合
    ハンター全員の星合計数が16以内になるようパーティを構成する。
    (多くの場合ハンターは2体となる)
  • 星20試合
    ハンター全員の星合計数が20以内になるようパーティを構成する。
    (多くの場合ハンターは3体となる)
  • 何れの対戦形式も手札上限8枚、ターン開始時最大ドロー枚数3枚となる。
  • Playerは設計したハンターのパーティに対し、最適なデッキを設計し適用させる。

デッキ組む上でのルール

  • 基本ルール
    • Action Card 枚数制限なし
    • Item Card 1種付き最大2枚
  • スターターデッキ(例)
    • 【攻】:12枚
    • 【守】:8枚
    • 【移】:7枚
    • 【補】:5枚
    • 【ITEM01】- 攻撃ダメージ+1:2枚
    • 【ITEM02】- 移動距離+1:2枚
    • 【ITEM03】- 射程距離+1:2枚
    • 【ITEM04】-【攻】【移】の消費を1削減:2枚

一部ハンターのスキル変動について

Player各自がデッキを準備しているので、一部のハンターの「敵のカードを奪い取る効果」は出来なくなります。代わりに捨て札から手札へカードを戻す効果にすり替えます。
これらのハンターのスキル記載も公式サイト【カード一覧】で随時更新する予定です。

  • 敵が消費したカードを奪うスキル
    → 自身の捨て札から好きなアクションカードを手札に戻す
  • 敵の装備アイテムを奪うスキル
    → 自身の捨て札から好きな装備アイテムを手札に戻す、ない場合は敵の装備の解除効果のみ。

変更例

Before

攻撃する際に、敵が【守】を使用して攻撃を打ち消した場合、敵が使用した【守】を拾って手札に入れることができる。尚、1ターンにつきこのスキルで得られる【守】は1つまで。

After

攻撃する際に、敵が1ダメージでも攻撃を打ち消した場合、捨札から任意のアクションカードを選んで手札に戻す事が出来る。

Before

敵の攻撃に対し【守】使用して攻撃を打ち消した場合、敵が使用した【攻】を拾って手札に入れることができる。尚、1ターンにつきこのスキルで得られる【攻】は1つまで。

After

敵の攻撃に対し1ダメージでも防御できた場合、捨札から任意のアクションカードを選んで手札に戻す事が出来る。

Before

射程2以内の敵に装備されているアイテムカードを消費する
【攻】の枚数分剥奪し、本ハンターに装備するか、手札に
入れる。消費する【攻】は2枚まで。この効果は【守】によって防御される事が出来る。

After

射程2以内の敵に装備されているアイテムカードを選んで捨札へ破棄。【攻】1枚消費付きアイテム1枚選び、最大2枚まで選べる。このスキルは【守】によって防御できる。敵のアイテムを1枚破棄させた度に自身の捨札から好きなカード1枚選んで手札に入れる。

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